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ノウハウ/楽天・広告の商品選定

楽天RPP広告はどの商品を優先する?
配信前に決めたいこと

楽天RPP広告。どの商品を優先して広告に出す?売上順ではなく、目的から選ぶ。複数の商品と選択欄、虫眼鏡のイラスト。

楽天RPP広告に手をかけたい。でも、商品数が多くて、どれを優先すればよいか決まらない。売上の大きい商品から順に選ぶ前に、その商品を広告でどうしたいのかを分けます。

主力商品の販売を続ける、新商品の反応を確かめる、在庫を期限までに売り切る。同じ広告でも、目的が違えば費用の使い方と見直す条件が変わります。この記事は公開情報と仮例を使い、配信前の候補整理を説明するものです。

この記事の内容
  1. 広告の掲載対象と、自社の優先商品は分ける
  2. 買える状態と、費用をかけられる条件を確かめる
  3. 主力・新商品・売り切りで、見る条件を変える
  4. 商品ごとに、費用と見直す日を残す

広告の掲載対象と、自社の優先商品は分ける

楽天の公式案内では、RPPはRMSに登録された商品の中から広告商品が選ばれ、クリックに対して費用が発生する仕組みです。配信対象になることと、実際に掲載されることは同じではありません。

そのため、社内で「この商品を優先する」と決めただけで、そこへ広告費が集まるとは限りません。候補の整理と、広告管理画面の対象範囲や設定の確認は、別の作業として扱います。

ここで選ぶのは、採算を調べ、ページを整え、配信後も継続して見る商品です。売れているかだけでなく、なぜ広告を使うかまで、一つの商品に結び付けます。

買える状態と、費用をかけられる条件を確かめる

先に、売りたい色やサイズが選べるか、配送できるか、ページの仕様と選択欄が一致しているかを確認します。在庫の合計が多くても、広告を見て欲しくなる選択肢が欠けているなら、同じ条件で売れるとは考えない方がよいでしょう。

次に、値引きやクーポンを使う予定も含めて、一件の注文から広告費を引く前にいくら残るかを見ます。販売価格だけでなく、原価、販売手数料、送料・出荷費用、店舗負担の割引などを、同じ税込・税抜の条件で並べます。まだ分からない費用がある商品は、採算が確認済みの商品と分けて残します。

広告で使える金額を考えるときは、広告前に残る全額を使う前提にしないようにします。そこから残したい金額や、追加で生じる費用もあります。新商品の検証や売り切りなど、通常販売と違う目的で費用をかけるなら、何を確かめるためか、どこまで負担するかを別に決めます。

注文が増えた後に補充できるか、出荷の作業が増えても対応できるかも候補の条件です。売れた後の準備が追いつかない商品へ、先に広告費を増やすことは避けたいところです。

主力・新商品・売り切りで、見る条件を変える

次の三つは、選び方を説明する仮例です。実際の店舗の施策や、成果が確認された組み合わせではありません。

広告の目的別の確認例。主力は採算と補充、新商品は確かめたい反応と検証費用、売り切りは期限と手残りを確認する。どれか一つが常に最優先とは限らない。
当社が提案する候補整理の例。広告管理画面の設定区分ではありません。

主力商品の販売を続けたい

これまで注文がある商品なら、その採算を基に、補充できる数量と販売条件を確かめます。ただし、店舗全体でよく売れている商品でも、追加の広告で採算よく注文が増えるかは別です。広告経由の注文と費用を見直せることを条件にします。

新商品の反応を確かめたい

販売履歴が少ないことだけで、候補から外す必要はありません。一方、結果が分からない商品を「将来の主力だから」と無期限で配信するのも避けます。商品を見に来る反応があるか、購入条件でつまずいていないかなど、最初に確認したいことを絞り、検証に使える費用と日付を決めます。

閲覧やクリックが増えても、商品への需要が証明されたとは限りません。注文がない場合には、商品そのもの、価格、流入、ページのどこに課題があるか、追加の確認が必要です。

残る在庫を期限までに売り切りたい

補充しない商品でも、在庫を販売する目的で広告を使う選択肢はあります。通常販売のように今後の継続注文だけを目指すのではなく、売れる数量、期限、値引きと広告費を引いた残額を確認します。

広告を使って売る場合と、別の販路へ移す場合、保管を続ける場合を比べます。すでに払った仕入代金の整理と、今から追加で払う費用の判断は混ぜません。売れ残っているという理由だけで、広告を必ず使う、必ず外すとは決めないことです。

商品ごとに、費用と見直す日を残す

候補には、商品管理番号とURL、目的、現在の販売価格と費用、販売可能な選択肢、先に直すこと、検証に使う費用の上限、見直す日を残します。数字の根拠がない場合は仮の見込みと分かる形にして、後で実績と比べられるようにします。

配信後は、選んだ商品だけでなく、実際にどの商品へ費用が使われたかを見ます。優先商品の費用が少ないからと、状況を確認せずに店舗全体の予算を増やすと、意図していない商品への支出が増える可能性があります。

注文が付いている商品は、広告費を引いた残額と在庫を確認します。注文がない商品は、決めた費用と日付に達する前から、表示・クリック・購入条件を確かめます。少ないデータで一律の合否を出すのではなく、続けるために足りない確認と、その確認に追加の費用を使うかを決めます。

「売れている順に広告を強める」から一歩進めて、目的と、費用をかけられる条件を商品ごとに残す。それが、優先する商品を選ぶ出発点です。

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