AMAZON / 広告・運営改善

Amazon広告の予算はいつ増やす?
増額前に確認する5つのこと

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Amazon広告。広告予算を増やす前に、確認したいこと。配信・クリック・購入を分けて確認。レポートと虫眼鏡、発送用の箱のイラスト。

Amazon広告の予算は、予算切れが続いているだけでは増やすと決められません。注文につながっているか、商品の採算が合うか、在庫が足りるかを確かめて、増やす対象を絞ります。

日予算を増やしても広告費がほとんど使われないことがあります。反対に、広告費だけが増えて、注文がついてこないこともあります。

予算不足なのか、予算以外に原因があるのか。ここを分けると、次に見る場所を絞れます。予算が余っているなら配信状態を、クリックされているのに買われないなら検索語や商品ページを調べます。

この記事では、Amazonのスポンサープロダクト広告を対象に、予算の増額を考える前の確認順を説明します。

この記事の内容
  1. まず、予算を使い切っているか
  2. 表示されないときは、配信条件を確認する
  3. 表示されてもクリックされないとき
  4. クリックされても買われないとき
  5. 増額するなら、対象と見直す時期を決める

まず、予算を使い切っているか

設定した予算と、実際に使った広告費は同じではありません。予算は広告に使う枠、実績の広告費は使った金額です。

例えば、日予算を3,000円にしていても、実績の広告費が1,200円なら、予算枠を増やすことが最初の改善とは限りません。配信状態やターゲット、入札、商品側の条件など、別の理由で広告が出にくくなっている可能性があります。

同じ設定予算でも、確認する場所は違う/説明用の仮例
ある日の状況設定日予算広告費実績
A:枠に余裕がある3,000円1,200円
B:予算を使い切った3,000円3,000円

Aなら、まず配信状況を確認します。Bでも、使い切った事実だけで増額は決めません。購入につながっているか、商品の採算が合うか、売れる在庫があるかまで見て判断します。

予算が余る場合は配信状態やターゲットを確認。予算切れが続く場合は注文と採算、在庫を確認し、条件が整えば対象を絞って増額を検討する。
増額を考えるときの確認順。原因を断定する図ではなく、調べる場所を絞るための目安です。

表は考え方を説明する仮例です。日予算の消化・超過の扱いはアカウントの設定や適用条件を確認してください。一日の金額だけでなく、予算切れの履歴や複数日の実績も合わせて見ます。

表示されないときは、配信条件を確認する

表示回数が少ないときは、キャンペーンや広告グループが停止していないか、商品が広告を出せる状態かを先に見ます。入札の調整は、その後です。

停止中になっていないか、期間が終了していないか、対象商品に在庫があるか。商品を購入できる状態か、おすすめ出品などの広告掲載条件に問題がないかも確認したいところです。画面に出ているステータスと理由から順番に調べます。

配信の条件を確認できたら、ターゲットと商品が合っているか、狙っている検索語や商品の需要があるか、入札がどうなっているかを見ます。予算は残っているのに表示が少ない場合、予算だけを増やしても原因は解消しません。

広告の掲載条件や表示名は、広告種別・アカウントで異なります。ここでは管理画面の操作手順を固定せず、確認する考え方を示しています。

表示されてもクリックされないとき

表示されているのにクリックが少ない場合は、「誰に、どの商品が、どんな条件で見えているか」を確認します。

検索語と商品の用途がずれていないか。メイン画像を見て何の商品か分かるか。価格や容量、セット数が比較しやすいか。検索結果に出る情報を、実際の購入者の目線で見直します。

例えば、詰め替え用を探している人に本体だけの商品を見せていたら、予算を増やす前にターゲットとのずれを確かめたいところです。一方、同じ検索語でも、掲載位置や競合の顔ぶれが変わればクリックのされ方は変わります。

クリック率(CTR)= クリック数 ÷ 表示回数 × 100

クリック率は手がかりになりますが、全商品に共通する合格ラインを置く必要はありません。商品・検索語・掲載位置などの条件をそろえ、過去の実績と比べます。

クリックされても買われないとき

クリックはあるのに注文につながりにくい場合は、検索語と商品ページの両方を見ます。ページの説明不足だけでなく、そもそも買いたい人を呼べていないこともあるからです。

用途、サイズ、対応機種、容量、同梱物。購入前に確認したい情報が、画像や説明で伝わっているでしょうか。価格、配送予定、在庫、レビューの内容など、商品説明以外の条件も合わせて確認します。

また、同じ購入率でも、クリック単価が上がれば採算は変わります。注文が取れているからといって、予算を増やせるとは限りません。商品の原価や販売費用も含めて判断します。

増額するなら、対象と見直す時期を決める

予算を使い切っていて、注文にもつながり、採算や在庫にも余裕がある。そうした対象は増額を検討できます。ただし、過去の成果がそのまま増えるとは限りません。

店舗全体の広告費を一律に増やす前に、キャンペーンや商品ごとに「何のために増やすか」を決めます。新商品の認知を目的に投資する場合も、通常の利益確保とは分けて、予算と見直す時期を決めておきます。

状況から、次に見る場所を絞る
気になる状況先に確認すること
予算が余る配信状態、商品条件、ターゲット、入札
表示されるが、クリックが少ない検索語との一致、画像、価格、掲載位置
クリックはあるが、注文が少ない検索語の意図、商品ページ、配送・在庫などの販売条件
予算切れが続き、注文も取れる商品別の採算、在庫、他キャンペーンとの配分

変更後は、増やした金額だけでなく、注文、売上、広告費、商品別に残る金額を確認します。直近の数字は後から反映・更新されることがあるため、レポートの集計条件を確認し、同じ長さ・条件の期間で比較してください。

見直しの際は、同じ期間のキャンペーン実績、検索語のレポート、対象の商品ページを並べると、数字と売り場の両方を確かめられます。変更した日と内容も残しておけば、次の比較に使えます。

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